弊社では、できるだけ多くの間伐材を使うことに重きを置いています。使うといっても破砕してバイオマス燃料にしてしまうのではなく、価値ある形のまま使うことに意味があります。また、間伐材で木製雑貨を作る活動もありますが、それでは使用量が少なすぎます。間伐材を仕入れ、加工し、製品として販売することで、多くの間伐材が社会で活用されます。
間伐材の一生
①間伐する
木の成長とともに気が込み合ってくる。間引くことによって、残された木の成長を促す。下草や残された木に太陽の光が差し込む。林内に程度な光が差しこむと、下草などの下層植生が繁茂する。よって、水源涵養機能や土砂流出防止機能が高まる。下草が山の保水力の大半を担っている。
②間伐した素材業の人たちが、間伐材を地元の市場などに持っていく。
市場を通して間伐材を製材所や木材加工業者などが買う。弊社は小径木(末口70~140mm)を中心に買っている。
③小径木は丸棒加工機により、丸棒として製品化される。
④土木や造園の資材として使われる